私が2006年4月に初めて作成したお札折り紙。
「すごい発見をしたので作り方を広めなくては!」
と、携帯電話のカメラで折り方を撮り、動画サイトに投稿したところ、
瞬く間に大きな反響を呼び、
多くの雑誌、新聞、TV、芸能人BLOG等で取り上げられる。
千円札一枚で折られている。
ターバン野口誕生エピソード
不安を抱え暗い気持ちになっていた2006年4月のとある夜に、たまたま机の上に置いてあった千円札が目に止まりまして…
「笑う千円、泣く千円」という千円札の両目を縦に山折り、真ん中を谷折りにして斜めから見る、お札を使用した昔ながらの遊びがあるのですが、
2004年に千円札が新紙幣へと変更となり、「肖像画が夏目漱石から野口英世に変更されてからは笑う千円、泣く千円を試したことがないな」と、気持ちが落ち込んでいたのもあり、何か楽しい気分になりたくて久々にやってみたのです。
やってみたらやはり面白くて、その節は野口先生には少し気持ちを懐柔して頂きました。それはそれでよかったのですが…
その時、新紙幣肖像画である野口先生の顔を改めてじっくりと見てみる機会となりまして、とある発見をしてしまったのです。
「野口先生の髪型が思ってたよりも大胆に博士的なウェーブを描いている!」
この事実は自分的にかなりツボに入りまして、自分の中からとある好奇心が湧いてきたんですね。
「この髪型を変えてみたらどうなるのだろう」と。
ここで初めて「お札を折ってみて髪型を変えてみよう!」と思いつきました。
最初は「ツッパリ型にしてみたい」と考え、何とか形にしてみたのですが、紙幣の柄が入ってツッパリ部分が全然髪に見えなかったんです。
どうしたらいいのかな…「そうだ!髪型にこだわらず、何か被せればいいのではないか!」と閃き、夢中になって試行錯誤を重ね、朝方4時頃に初めてご対面したのがターバンを被った野口先生でした。
(ちなみにツッパリ型の野口先生は2015年に「リーゼント野口」としてリベンジ作成しています)
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