アパッチ!ユキッチ!インディアン、ウソツカナイ。オ金モ、ウソツカナイ。
アパッチ諭吉誕生エピソード
2007年6月に宝島社から発売された「お札DEおりがみ2 公式「ターバン野口ファミリー」のつくりかた」に収録する為に作成した作品。
先に2007年3月に発売された「お札DEおりがみ 公式「ターバン野口」のつくりかた」が、非常に好調な売れ行きとなり、
宝島社の編集長に「ピロ先生、2冊目を突貫工事で作ります!こういうものは鮮度が命です!新作はまだ、まだ、まだですか~~?」
と、毎日電話が鳴る日々。。
ターバン野口作成から一年が経ち、ターバン野口以外の派生キャラクターも作成してはいたのですが、当時のレギュラーは第一巻に収録。。
第2巻にはターバン野口に負けない、インパクトのある超目玉作品が欲しかったんですよね。
しかしながら、ターバン野口作成以前は特に日常的に折り紙を折っていたわけではなかったワタクシピロ、
「作って!」と言われてもポンポンと最高のものを産み出す技術も熱意も足りていなかった。
出版における様々なトラブルもあり、世間の空前のターバン野口フィーバーを前にしても気乗りしない毎日・・宝島編集長の着信を数日間出る事無くマイペースに暮らしていたりもしました。
当時自分が全力で打ち込んでいたのは「バンド」でバンド名は「アパッチ」
名前の由来としては、ネイティブアメリカンの「アパッチ族」は全く関係無く、大好きな漫画家「花くまゆうさく」さんの漫画で出てくる人物が稀に「アパッチ!」と叫ぶ箏があり、
それがツボで「アパッチ!」が自分の日常の中で口癖となり挨拶となり、自分の友人たちにも「アパッチ!」という挨拶(!?)が浸透していくまでになりました。
そして新しいバンドを立ち上げる時には既にバンド名は決まっていたのです!「アパッチ」と・・・
「そうだ!お札折り紙で自分のバンドのシンボル的な作品を作ろう!!アパッチだからインディアンを折ろう」と急に思い立ち一万円をじっくり眺めると…
…羽飾り!バンダナ!紙幣のパーツ同士が絶妙にアピールしているではないか!
一晩で完成させ急いで宝島へ画像送付。
芋ずる式にアイディアが浮かび「花嫁一葉」なども同時に完成
「アパッチ諭吉」は頭の中で完成図をイメージをして折る箏が出来た金字塔的な作品なのです。
日本 一万円札/JPN ¥10,000 bills
アパッチ諭吉の折り方Youtube動画
http://www.youtube.com/
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